不動産において、土地の広さを表すときに『坪』という表記を用いることがよくあります。
土地の査定時や相場をご案内するときに『1坪あたり40万円』などといった使い方は日常的にあるものです。
それでは、1坪とはどのくらいの広さなのでしょうか。

尺貫法
『坪』とは、日本国内で古くから使われていた尺貫法における面積の単位のひとつです。
なお、取引や証明において尺貫法を用いることは国内では1950年代に禁止されました。
今でも、古くからある土地の登記簿を取り寄せると当時尺貫法で記載されていた面積を見ることがあります。
尺貫法の面積表記
尺貫法では、坪(つぼ)の他に町(ちょう)・反(たん)・畝(せ)・歩(ぶ)といった単位があります。
以下のように換算されます。
1町=10反(≒1ha)
1反=10畝(≒10a)
1畝=30歩
1歩=1坪
1坪≒3.305785㎡
1㎡=0.3025坪
1坪=1間(けん)×1間
1間=6尺≒1.82m(本間)
つまり、1坪とは1辺1.82mほどの正方形です。
もっとわかりやすく言うと畳2帖分です。(1間は畳の長辺です。)
例えば50坪の土地があった場合・・・
50坪の土地は、約165㎡です。正方形であった場合は1辺が約12.8mとなります。
<不動産に関するお問い合わせは下記よりお気軽にどうぞ!>